JGC家族会員は特典をどこまで使えるか

JGC家族会員は、自分のLife Statusポイント数に関係なくJGC Three Starの特典を使えます。 これはJAL公式がそう書いています。 つまりサクララウンジも優先搭乗も受託手荷物の優待もoneworld Sapphireも、 家族会員が本人として使えるということです。本会員が同行している必要もありません。

先に結論。

本会員と家族会員の○×対応表

特典・サービス本会員家族会員
サクララウンジ(本人の利用)○○
JALグローバルクラブ エントランス(専用保安検査場の入口)○○
チェックインサービス(専用カウンター)○○
空港での優先搭乗○○
受託手荷物 無料許容量のご優待○○
プライオリティバッゲージサービス○○
前方座席指定サービス○○
ご予約時の優先キャンセル待ち○○
空港での優先空席待ち○○
会員専用予約デスク○○
ワンワールド サファイア○○
初回搭乗ボーナスマイル(年3,000マイル)○○
ご搭乗ごとのボーナスマイル(+35%)○○
マイル有効期限の延長(60カ月)○○
JGCバッゲージタッグ○○
カード決済ぶんのマイル・LSPの積算○×

公式の「Starグレードごとの特典・サービス一覧」のJGC Three Star列と、 「家族会員は保有Life Statusポイント数に関係なくJGC Three Star特典を利用できる」という公式の案内を突き合わせたもの。2026年9月1日確認。項目名は公式の表記に合わせています。 航空会社・路線・空港の設備によって提供されない場合があります。

表のとおり、空港で体感する部分に差はありません。 家族会員は自分のJGCカード(またはJALアプリの会員情報画面)を提示して使います。 本会員と別の便でも、家族会員だけの旅行でも同じです。

「一部対象外」と書かれている点公式は家族会員について「JALグローバルクラブやJALカードのサービス(一部対象外)なども本会員と同様のサービスをご利用いただけます」と案内しています。 何が対象外かは列挙されていないので、カードに付帯する保険など空港サービス以外の項目は、申し込むカードの規定でご確認ください。

家族会員のLSPが増えると、特典も上がる

家族会員に保障されているのはJGC Three Starの特典です。 ただし公式は「自身の保有Life Statusポイント数が3,000ポイント以上の場合は、 該当するStarグレードの特典を利用できる」とも書いています。

家族会員も搭乗すれば自分のLSPが増えるので、 飛ぶ人であればJGC Four Starに届いて マイル有効期限が無期限になる、ということが起こります。 いま何ポイントかはLSPの残高を確認する方法で見られます。

同伴者のルール

サクララウンジは、ステイタスの提示で会員本人+同行者1名までです。搭乗クラスは問いません。 さらにマイルと引き換えたラウンジクーポン2枚を出すと同行者を2名足せて、1グループ4名までになります。 同行者は本人と同一便でなくても、同じ日に出発するJALグループ便に乗っていれば入れます。

国際線のサクララウンジも、無料で入れる枠は本人+同行者1名で同じです。

家族会員が自分で同行者を連れられるかについては、公式が「家族会員は」と名指しした記載は見当たりません。 規約上は家族会員もJGC会員として登録されるので、 会員資格の範囲(本人+同行者1名)が同じように適用されると読めますが、 人数の前提を置いて予定を組むなら、事前にJALへ確認しておくのが確実です。

一方で受託手荷物の無料許容量アップは会員本人のみと公式に明記されています。 優先搭乗も本人のサービスです。 「1人がJGCなら家族全員の荷物が増える」わけではない、という点は押さえておいてください。

同伴者と家族会員は別物同伴者はその場で一緒に入る1名で、JGCの資格を持ちません。手荷物や優先搭乗の対象にもなりません。 家族会員は入会手続きをして自分のカードを持っている人で、こちらは全部が対象です。 家族が頻繁に飛ぶなら、同伴者枠に頼らず家族会員として入会したほうが確実です。

入会の条件

公式の条件はこうです。 本会員の保有Life Statusポイントが1,500ポイント以上であれば、本会員と生計を同一にする「配偶者」「ご両親」「18歳以上のお子さま」が、 自身の保有ポイント数にかかわらず家族会員として入会できます。 家族会員側に1,500LSPは要りません。

家族会員の入会基準はJALカードの申し込み資格に準じます。 手続きは本会員の入会と同じ流れで、すでに家族カードを持っている場合は専用の書類が必要になり電話申込になります。 流れはJGC入会の3条件チェックリストと入会手順にあります。

家族会員の年会費

JGC JALカードの年会費です。すべて税込で、支払いは本会員名義の口座からの自動振替です。

カード本会員家族会員
JGC CLUB-Aカード11,000円11,000円
JGC CLUB-Aゴールドカード(Visa・Mastercard・JCB・TOKYU POINT ClubQ・OPクレジット)17,600円17,600円
JGC CLUB-Aゴールドカード(JALカードSuica)20,900円20,900円
JGC CLUB-Aゴールドカード(JAL アメリカン・エキスプレス)20,900円20,900円
JGC JALダイナースカード34,100円26,400円
JGC プラチナ34,100円27,500円
JGC プラチナ Pro(JAL・JCB)77,000円27,500円

JAL公式「JALグローバルクラブ ご入会にあたって」の年会費表で2026年9月1日確認。すべて消費税込み。

ここがいちばん誤解されるところです。 通常のJALカードの家族カードは本会員よりかなり安いのですが、JGCを付けた家族会員はCLUB-A・CLUB-Aゴールドとも本会員と同額になります。 並べるとこうです。

カード通常の家族会員JGC付帯の家族会員
CLUB-Aカード3,850円11,000円
CLUB-Aゴールドカード(Visa・Mastercard・JCBなど)8,800円17,600円

通常の年会費はJALカード公式のCLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカードのページ、 JGC付帯は「JALグローバルクラブ ご入会にあたって」の年会費表で2026年9月1日確認。いずれも税込。

CLUB-Aなら家族1人あたり年7,150円、ゴールドなら年8,800円増える計算です。 JGCを目指す世帯では、この2人分の年会費がそのまま固定費になると見ておいてください。 本会員側のカード選びはJALカードはゴールドが得かで比べています。

「1人がJGCなら家族全員が得」なのか

答えは「入会手続きをして年会費を払った家族だけが得をする」です。

本会員がJGCに入っただけでは、家族に何も起きません。 家族が空港でサービスを受けたいなら、家族会員として入会し、自分のJGCカードを持つ必要があります。 逆に言えば、入会さえすれば1,500LSPを貯めた本人と同じように空港を通れます。世帯で1人が到達すれば足りる、というのがJGCの設計です。

入会していない家族は、ラウンジの同行者枠に入るか、通常の手続きになります。 3人以上で移動する家庭なら、配偶者を家族会員にすると同行者の枠が2つになるので、 子どもを含めた全員がラウンジに入れる形を作りやすくなります。

LSPの扱いだけは家族会員に不利

表で×が付いたのはLSPまわりです。家族カードで決済したショッピングマイルは本会員の口座に積算されるため、 そこから換算されるLSPも本会員に付きます。家族会員本人の口座には貯まりません。 LSPは個人単位で、夫婦で合算することも移行することもできません。

なので家族会員が将来「自分もJGC本会員になりたい」と思ったときは、 そこから自分名義のJALカードで積み直すことになります。 世帯としてどちらを本会員にするかは最初に決めておくほうが早く届きます。 判断の材料は夫婦でJGC:どちらを本会員にするかに整理しました。

搭乗で付くLSPは家族会員本人に貯まります。 家族会員としてJGCの特典を使いながら、自分のLSPも少しずつ増えていく形です。

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よくある質問

1人がJGCに入れば、家族全員が得をしますか?
家族会員として入会した人は得をします。公式は「家族会員は保有Life Statusポイント数に関係なくJGC Three Star特典を利用できる」と案内していて、ラウンジも優先搭乗も手荷物の優待も本人として使えます。ただし自動ではありません。家族会員として申し込み、家族会員のJGCカードを持つ必要があります。手続きをしていない家族は、同じ便に乗っても対象外です。
家族会員は誰がなれますか?
本会員が1,500 Life Statusポイント以上を持っていることが前提で、本会員と生計を同一にする配偶者・両親・18歳以上の子が対象です。家族会員の入会基準はJALカードの申し込み資格に準じます。
家族会員だけで飛ぶときも特典は使えますか?
使えます。家族会員が受けるのは家族会員本人のStarグレード特典なので、本会員が同行している必要はありません。
家族会員でもLSPは貯まりますか?
搭乗ぶんは家族会員本人に貯まります。ただし家族カードで決済したショッピングマイルは本会員のマイル口座に積算されるため、そこから換算されるLSPも本会員に付きます。家族会員が自分の口座で1,500LSPを目指すなら、自分名義のJALカードが要ります。
家族会員の年会費は本会員より安いですか?
CLUB-Aカードとゴールドカードは本会員と同額です。安くなるのはプラチナ系とダイナースで、たとえばプラチナは本会員34,100円に対し家族会員27,500円です(いずれも税込)。

参考

2026年9月1日にJAL公式で確認した内容です。改定があるため、利用前に公式サイトでもご確認ください。

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