1LSPあたりいくら?JAL Life Statusポイントの単価を横断比較

Life Statusポイント(LSP)は、貯め方によって単価が大きく変わります。 最安級の手段は数百円で1LSP相当になる一方、量を出しやすい決済系では数万円単位になることもあります。JGC(JALグローバルクラブ。JALの上級会員組織)を目指すなら、この差は最終的な総額に効いてきます。

先に結論

大事なのは、「1LSPあたりの単価」と「年間でどれだけ積めるか」を分けて見ることです。 単価が安くても年12LSPしか積めない手段もあれば、単価は高くても生活費や搭乗で大きく積める手段もあります。

LSPが貯まる手段の一覧

まず、LSPを積める手段を全部並べます。単価はこのあとのセクションで、性質ごとに分けて出します (手段によって「必要な決済額」なのか「実際に払う料金」なのかが変わり、1つの列に混ぜると比較できないためです)。

単価の計算方法
JALカードのショッピングマイルは「2,000マイル貯まるごとに5LSP」に換算されます。 つまり1LSPに必要なのは400マイルです。 SMP(ショッピングマイル・プレミアム。加入すると100円=1マイルになるJALカードの有料オプション)ありなら、 400マイル=約40,000円の決済で1LSPという計算になります。このページの金額はすべてこの計算に基づく目安です。 なお、CLUB-Aゴールド以上のカードではSMPに自動加入し、年会費は無料です。
手段貯まり方(何をすると何LSP)年間上限向いている人
固定費・サブスク系
JAL NEOBANKプレミアム円貨100万円+外貨25万円相当を維持すると年最大20LSP年20LSP低単価で固定的に積みたい人
JAL Wellness & Travel月額550円で毎月1LSP年12LSP歩数系サービスを使う人
JALでんき契約・利用で毎月1LSP年12LSP電気契約を切り替えられる人
JAL光契約・利用で毎月1LSP年12LSP回線契約を見直す人
JALガス契約・利用で毎月1LSP年12LSP対象エリアでガス契約を変えられる人
JALモバイル契約・利用で毎月1LSP年12LSP通信費を見直す人
JAL Payカードチャージ期間限定・月4万円以上チャージ + 同月にApple Pay/Google PayでJAL Payを1回利用で月1LSP(2027年3月31日まで)年12LSP毎月JAL Payを使える人
提携先・その他
JAL Mall100マイルごとに1LSP商品次第JAL Mallで買うものがある人
搭乗系
国内線搭乗1搭乗で5LSP搭乗回数次第修行型・出張がある人
国際線搭乗1,000区間マイルごとに5LSP搭乗距離次第国際線に乗る人
カード・Pay決済系
JALカード特約店 + SMP多くの特約店で100円=2マイル相当(倍率は店舗ごと)決済額次第生活費決済で積みたい人
JALカード一般加盟店 + SMP100円=1マイル決済額次第JALカード決済を集約する人
JALカード特約店・SMPなし多くの特約店で200円=2マイル相当(倍率は店舗ごと)決済額次第SMPなしで特約店を使う人
JALカード一般加盟店・SMPなし200円=1マイル相当決済額次第SMPに入らない人
JAL Pay日常の決済200円ごとに1マイル、400マイルごとに1LSP(1LSP約80,000円)利用額次第JAL Payを日常利用する人
提携先・その他
LSP対象提携先・高効率例: 100円ごとに5マイル店舗・購入額次第買う店を選べる人
LSP対象提携先・中央値LSP対象店の中央値店舗・購入額次第横断比較したい人
LSP対象提携先・低効率例: 400円ごとに1マイル相当店舗・購入額次第既に使う店が対象の人
JAL住宅ローン借入実行で20LSP単発20LSP住宅ローンを検討中の人
トラリピ400マイルごとに1LSP年100LSP資産運用リスクを理解できる人

固定費サービスは、実際に払う額で見る

固定費系は、月額を払うタイプと、今払っている料金を付け替えるだけのタイプに分かれます。 後者は追加の支出が発生しないので、料金差さえ出なければ実質ゼロで積める手段です。

手段年間LSP追加で払う額
JAL Wellness & Travel12LSP月550円(年6,600円)
JAL NEOBANKプレミアム最大20LSPなし(円貨100万円+外貨25万円相当を預けたままにする)
JALでんき・光・ガス・モバイル各12LSP今の契約との料金差だけ
JAL Payカードチャージ(2027年3月31日までの期間限定)12LSPなし(月4万円のチャージは使う分)

料金の高い契約に乗り換えてまでLSPを取ると、差額のぶんだけ単価は悪化します。 判断するときは、LSPの数ではなく今払っている額との差額を見てください。

カード種別でJALカード決済の実効単価は変わる

JALカード決済でLSPを積む場合、カード種別によってSMPの扱いが変わります。 ここが、単純な「100円で何マイル」比較だけでは見落としやすい点です。

公式規約では、プラチナ Pro、プラチナ、CLUB-Aゴールド、JALダイナース、JAL CLUB EST は、カード入会時にSMPへ自動加入し、 SMP年会費は無料とされています。一方、普通カードやCLUB-Aカードなどでは、SMPは任意加入で、有料扱いです。

下の表の金額は「1LSPを貯めるのに、いくら決済する必要があるか」です。 金額が小さいほど効率がよいことになります。

カード種別SMP加入SMP年会費一般加盟店で1LSPに必要な決済額特約店で1LSPに必要な決済額
普通カード・SMPなしなし—約80,000円約40,000円
普通カード・SMPあり任意加入年4,950円約40,000円約20,000円
CLUB-Aカード・SMPなしなし—約80,000円約40,000円
CLUB-Aカード・SMPあり任意加入年4,950円約40,000円約20,000円
CLUB-Aゴールド以上自動加入無料約40,000円約20,000円
プラチナ / プラチナ Pro / JALダイナース自動加入無料約40,000円約20,000円

普通カードやCLUB-AカードでSMPに入る場合、カード決済額が少ないほど年4,950円の影響が大きくなります。 年間120万円を決済すれば30LSPになり、年会費は1LSPあたり165円ぶんの上乗せで済みます。 年間30万円だと7LSP前後にしかならず、1LSPあたり600〜700円ほどが乗ります。 逆に、CLUB-Aゴールド以上ではSMP年会費が無料なので、JALカード決済によるLSP単価を見積もりやすくなります。

特約店の倍率は公式案内の2倍で計算しています。

単価が安い手段と、量が出る手段を両方使う

固定費系は単価が圧倒的に安く、しかも一度設定すれば毎年自動で積み上がります。 JAL Wellness & Travelは毎月1LSPで年12LSP、JAL NEOBANKプレミアムは年20LSPです。 NEOBANKやJALでんき・光・ガス・モバイルのように、追加の支出なしで積めるものもあります。 ここを固めておけば、何もしない年でもLSPは増え続けます。

そのうえで、伸ばしたい年に上乗せできるのが国内線搭乗とJALカード決済です。 こちらは単価こそ高めですが、年間で積める量に上限がありません。 旅行や出張の予定が入った年、大きな買い物をした年は、その分だけまとまってLSPが増えます。

LSPは生涯積み上げ型なので、この2つは競合しません。 固定費系で毎年の土台を作り、動きのある年は搭乗と決済で伸ばす。 この組み合わせが、いちばん無理なく1,500LSPに近づく形です。

2026年の基本戦略

2026年時点で考えやすい組み方は、固定費系で年50LSP前後の土台を作り、搭乗やJALカード決済で不足分を積む形です。

組み合わせ年間LSPの目安コメント
Wellness + JAL Payチャージ24LSP低負担で始めやすい
Wellness + JAL Payチャージ + NEOBANK44LSP固定系だけでまとまった土台になる
JALでんき + JAL光 + JALガス + JALモバイル48LSP生活インフラを寄せられる人向け
国内線10搭乗50LSP1搭乗5LSPで計算
JALカード一般加盟店SMPありで年間200万円決済50LSP100円=1マイル、2,000マイル=5LSPで計算
JALカード特約店SMPありで年間100万円決済50LSP多くの特約店で2倍相当の場合

JGC Three Starの目安である1,500LSPを考えると、年50LSPでは30年、年100LSPでは15年です。 短期で狙うなら搭乗を厚くする必要があります。長期で積むなら、固定費と決済の取りこぼしを減らすほうが続けやすくなります。

国内線搭乗は単価よりもキャンペーン影響が大きい

国内線は1搭乗で5LSPです。 運賃や距離に関係なく搭乗回数で積み上がるため、安い運賃で乗れるほど1LSP単価は下がります。

片道運賃獲得LSP1LSPあたり
6,000円5LSP1,200円
8,000円5LSP1,600円
10,000円5LSP2,000円
15,000円5LSP3,000円

2倍キャンペーン月に対象搭乗を寄せられると、同じ運賃でも実質単価は半分になります。 ただし、キャンペーンにはエントリー、対象期間、対象外条件、上限が設定されることがあります。 条件の詳細は 2倍キャンペーンの整理 にまとめています。

JALカード決済はSMPと端数処理まで見る

SMP会員のカード利用では、決済1回ごとに売上金額を100円で割り、小数点第1位を四捨五入してマイルを算出します。 年間合計額をまとめて割るのではありません。

たとえば150円の決済は、150 ÷ 100 = 1.5 なので2マイルになります。149円なら1.49なので1マイルです。 少額決済が多い人は、理論上の還元率より実効値が少し上振れすることがあります。

カード決済の端数処理は「決済1回ごと・小数点第1位を四捨五入」です。 マイルからLSPへの換算は、基準に到達した分から順に積算され、 届かなかった端数は次に持ち越されます(後述)。

LSP対象提携先は、最安と中央値の差が大きい

LSP対象提携先だけに絞っても、単価差は大きくなります。

指標1LSPあたり
最安2,000円
中央値10,000円
最高40,000円
算出できた件数236件
算出できない件数47件

最安の提携先はかなり効率がよい一方、中央値は10,000円です。 LSP目的で提携先を使うなら、対象かどうかだけでなく、付与率も見ます。

LSP対象の全283件は単価順の一覧で確認できます。 そもそも対象店が全体のごく一部である理由はLSPが貯まる提携先は283件だけで整理しています。

タイプ別の組み方

飛行機にあまり乗らない人

固定費系サービスとJALカード決済を中心に考えます。 Wellness & Travel、JAL Payカードチャージ、NEOBANK、JALでんき・光・ガス・モバイルなどを組み合わせると、 搭乗なしでも毎年のLSPを積み上げられます。 ただし、固定系だけでJGC Three Starを短期で狙うのは時間がかかります。 生活コストが上がる契約変更は、LSP単価だけで判断しないほうが安全です。

年に数回は国内線に乗る人

国内線搭乗は1搭乗5LSPなので、年10回乗れば50LSPです。 固定系サービスで土台を作り、搭乗で上乗せする形が組みやすくなります。 2倍キャンペーンがある年は、対象月に搭乗を寄せると効率が上がります。 ただし、対象外路線や予約日条件が設定されることがあるため、キャンペーン条件の確認が必要です。

JGCを明確に狙う人

JGC Three Starの目安は1,500LSPです。 固定系だけでは時間がかかるため、国内線搭乗、JALカード決済、特約店利用を組み合わせて年間LSPを増やす必要があります。 このタイプでは、1LSP単価の安さだけでなく、年間で何LSP積めるかを優先します。

提携ブランドはLSPには効きません

JALカードには TOKYU POINT ClubQ、JQ SUGOCA、OPクレジットなど、 他社のポイントサービスと組み合わせた提携ブランドがあります。 「どれを選ぶべきか」はよく話題になりますが、LSPの観点では選択によって差がつきません。

理由は単純で、ショッピングマイルの積算率が提携ブランドによらず同じだからです。 SMPなしなら200円=1マイル、SMPありなら100円=1マイル。 LSPはそのショッピングマイルを400マイル=1LSP(2,000マイル=5LSP)で換算したものなので、LSPに効くのはグレード(CLUB-Aゴールド以上かどうか)とSMPの有無だけです。

提携ブランドの価値は別のところにあります。 たとえば TOKYU POINT ClubQ なら、TOKYU POINT加盟店でマイルとTOKYU POINTを二重に取れます。 普段使う店と噛み合えば有利ですが、それはLSPとは別軸の話です。 JGC到達を目的にカードを選ぶなら、まずグレードとSMPを見てください。

注意二重取りしたポイントをJALマイルに交換した場合、そのマイルがLSPの対象になるかは別問題です。 公式が対象として挙げているのはJALカードショッピングマイル(特約店での利用、SMPでのマイル積算分、アドオンマイルを含む)で、ポイント交換で得たマイルはLSPになりません。 二重取り自体は得ですが、LSPとして数えられるのはショッピングマイルの分だけです。

いくら必要かは、目指すグレードで変わる

ここまでは「1LSPあたりいくらか」を見てきましたが、 必要な総額は目標グレードによって変わります。 JGC入会資格に関わる1,500LSPと、その上のグレードでは桁が違います。

グレードごとの必要LSPと到達年数は Starグレード一覧 にまとめています。 自分の条件での年数は 到達シミュレーター で出せます。

公式が定める積算基準

このページの単価は、公式が定める積算基準をもとに「何円で1LSPか」へ換算したものです。基準はサービスごとに違います。 提携先ショップは100マイルで1LSP、JALカード決済は400マイルで1LSPです。

搭乗・金融・買い物・暮らしまで、全ルートの基準はLSPの積算基準 一覧にまとめています。

このページの計算の前提

このページの数字は、公式の積算対象サービス一覧と規約で確認した次の前提で計算しています。

2,000マイルに届かない端数はどうなるか

消えません。JALカードのFAQは「所定の積算基準に到達した翌日に積算する」としています。 つまり2,000マイルに達した時点で5LSPが付き、届いていない分はそのまま残って次に持ち越されます。 月ごとや年ごとにリセットされるわけではありません。

LSPは生涯積み上げ型なので、国際線の区間マイルも同じ考え方です。 1,000マイルに満たない端数は次回以降の搭乗と合算されます。 当サイトの国際線の試算は端数を切り捨てて出しているため、実際の積算はここより早く進むことがあります。

例外トラリピだけは暦年集計で端数切り捨てです。それ以外(搭乗・カード決済・提携先経由)は端数が繰り越されます。

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よくある質問

1LSPを最安で貯める方法は何ですか?
現時点の比較では、JAL NEOBANKプレミアムやJAL Wellness & Travelのような固定系サービスが低単価です。ただし年間上限があるため、それだけで大量のLSPを積むのは難しいです。
JALカードはどのカード種別でもLSP効率が同じですか?
同じではありません。CLUB-Aゴールド以上はSMPに自動加入し、SMP年会費が無料です。普通カードやCLUB-AカードでSMPに有料加入する場合は、SMP年会費を実効コストに上乗せして考えます。
JALカード特約店はすべて2倍で計算してよいですか?
公式は2倍と案内しています(SMPありで100円=2マイル、なしで200円=2マイル)。特約店の参加企業でも一部の店舗が対象外になることがあります。
国内線搭乗とカード決済はどちらが効率的ですか?
安い運賃で乗れるなら、国内線搭乗のほうが1LSP単価は低くなりやすいです。たとえば6,000円の国内線なら1LSPあたり1,200円です。一方、JALカード一般加盟店SMPありは約40,000円/LSPが目安です。