JGCとSFCはどちらを狙うか

JGC(JALグローバルクラブ)とSFC(スーパーフライヤーズカード)に、明確な優劣はありません。 生活圏と使う路線、そして「飛行機にどれだけ乗るか」で向き不向きが変わります。

判断を分ける一番大きな違いは、到達に使うポイントの性質です。 JALのLife Statusポイント(LSP)は生涯積み上げ型で失効しません。 ANAのプレミアムポイント(PP)は年間実績型で、暦年ごとに集計されます。 つまりJGCは「長く積む」制度、SFCは「1年で取り切る」制度です。

JAL側は当サイトで確認済みの資料と規約に基づいて整理しています。 ANA側については、当サイトはANA公式の一次情報を直接確認していません。 複数の解説ソースで一致している内容をもとにしていますが、実際に狙う前にANA公式で条件を確認してください。

比較表

項目JGC(JAL)SFC(ANA)
到達に使うポイントLife Statusポイント(LSP)プレミアムポイント(PP)公式未確認
ポイントの性質生涯積み上げ型。失効しない年間実績型。暦年ごとに集計される公式未確認
到達条件JGC Three Star = 1,500LSPでJGC入会資格年間50,000PPでプラチナ到達(うち25,000PP以上をANAグループ便で獲得)公式未確認
搭乗以外で貯まるか貯まる。カード決済、JAL Pay、固定費サービス、提携先でも積算原則として搭乗が中心公式未確認
国内線の考え方1搭乗=5LSP。運賃・距離に関係しない距離と運賃種別に応じてPPが決まる公式未確認
維持の考え方LSPは失効しない。到達後はカード継続対象カードの継続で会員資格を維持公式未確認
カード要件JGC入会にはCLUB-Aカード以上が必要SFC対象のANAカードが必要公式未確認

JGC側: Life Statusポイントを積み上げる

JAL側の軸はLife Statusポイントです。 搭乗だけでなく、JALカード決済、JAL Pay、JAL系サービス、LSP対象の提携先など、複数の手段で積み上げます。 JGC入会資格の目安は、JGC Three Star1,500LSPです。

グレード必要LSP備考
JMB elite最初のグレード250LSP
JMB elite pluseliteの上500LSP
JGC Three StarJGC会員になれる1,500LSPJGC入会資格
JGC Four Starマイル有効期限が無期限に3,000LSP
JGC Five Star上級6,000LSP閾値は公式確認が未了
JGC Six Star毎年ダイヤモンド相当12,000LSP閾値は公式確認が未了

LSPは生涯積み上げ型なので、1年で取り切る必要はありません。 毎年の搭乗、決済、固定費サービスを積み重ねて長期で到達を狙う設計です。 逆に言えば、短期でJGCに到達したい場合は搭乗を厚くする必要があります。 貯め方ごとの単価は 1LSP単価の横断比較 で整理しています。

SFC側: 年間50,000PPでプラチナに到達する

SFCは、ANAのプレミアムポイントを年間で貯めてプラチナステイタスに到達し、 そのうえでカードを申し込む制度として説明されています。 到達に求められるプレミアムポイントは年間50,000PPで、うち25,000PP以上をANAグループ便で獲得する条件があります。

プレミアムポイントは暦年ごとの集計です。 年をまたぐと持ち越せないため、狙う年に搭乗を集中させる「修行」という考え方が生まれます。 ここがLSPとの決定的な違いです。

上記のANA側の条件は、当サイトでANA公式の一次情報を直接確認したものではありません。 複数の解説ソースで一致している内容です。実際に狙う場合はANA公式でご確認ください。

2028年4月のSFC制度改定は判断を変える

SFCを検討するうえで見落とせないのが、2028年4月に予定されている制度改定です。 SFCが「SFC PLUS」と「SFC LITE」の2区分に分かれ、ANAカード・ANA Payの年間決済額で区分が決まるとされています。

項目内容
適用開始2028年4月1日
区分SFC PLUS と SFC LITE の2区分に分割
判定基準ANAカード・ANA Payの年間決済額が300万円以上ならPLUS、未満ならLITE
最初の判定期間2026年12月16日〜2027年12月15日
判定の頻度毎年実施。翌年の決済額が300万円を下回れば区分は下がる
影響ラウンジ利用とスターアライアンス・ゴールドの付与に、年間300万円以上の決済が条件として加わる
2028年のSFC改定は複数の解説ソースで内容が一致していますが、当サイトはANA公式の一次情報を確認していません。 適用日・判定期間・金額はANA公式で必ず確認してください。

これが意味するのは、SFCが「一度取れば維持は年会費だけ」という制度から、 「毎年の決済額で特典レベルが変わる」制度に近づくということです。 年間300万円の決済を続けられるかどうかが、実質的な維持条件になります。

これに対してJGC側は、LSPが失効しない積み上げ型です。 到達までに時間はかかりますが、到達後に「今年の決済額が足りないから特典が下がる」という構造ではありません。 長期で持ち続けたい人にとっては、この差は小さくありません。

どちらを選ぶかは3つの条件で決まる

1. 住んでいる空港とよく使う路線

これが一番大きい要素です。 JAL便が強い空港・路線を日常的に使うならJGC、ANA便が強いならSFCが自然です。 上級会員の特典はラウンジ、優先搭乗、優先予約が中心なので、乗らない航空会社のステイタスを持っていても活かせません。

2. 飛行機にまとめて乗れるか

1年に集中して搭乗できるなら、年間実績型のSFCは短期決戦が組めます。 まとまった搭乗が難しく、日常の決済や固定費でコツコツ積むほうが現実的なら、 搭乗以外でも貯まるJGCのほうが到達可能性は高くなります。

3. カード決済をどこに集約するか

2028年以降のSFCは、年間決済額で区分が変わるとされています。 JGC側もJALカード決済がLSPになるため、どちらを狙うにせよ決済の集約先を決める必要があります。 両方を狙って決済を2枚に分散すると、どちらの条件も満たしにくくなる点には注意します。

まとめ

こういう人向いている
JAL路線をよく使うJGC
ANA路線をよく使うSFC
飛行機にあまり乗らないJGC(搭乗以外でもLSPが積める)
1年で集中的に搭乗できるSFC(年間実績型なので短期決戦が組める)
取得後に長く維持したいJGC(LSPは失効せず、決済額で特典が変動しない)
年間300万円以上をカード決済するどちらも可。SFCは2028年以降もPLUS区分を維持しやすい

JGCを狙う場合の具体的な進め方は、Life Statusポイントとは で制度の全体像を押さえたうえで、貯め方別の単価 で自分に合う手段を選ぶのが早いです。

よくある質問

JGCとSFCはどちらが取りやすいですか?
性質が違うので一概には言えません。JGCのLSPは生涯積み上げ型なので、短期で取り切る必要がない代わりに到達まで時間がかかります。SFCのプレミアムポイントは年間実績型なので、1年に集中して搭乗できるなら短期で到達できます。飛行機にあまり乗らない人はJGC、まとめて搭乗できる人はSFCが向きます。
飛行機に乗らずにJGCは取れますか?
搭乗ゼロでもLSPは積み上がります。JALカード決済、JAL Pay、固定費サービス、LSP対象の提携先が対象になるためです。ただし1,500LSPまでの年数は長くなります。年50LSPなら約30年、年100LSPなら約15年が目安です。
2028年のSFC制度改定で何が変わりますか?
2028年4月1日から、SFCがSFC PLUSとSFC LITEの2区分に分かれるとされています。ANAカード・ANA Payの年間決済額が300万円以上ならPLUS、未満ならLITEで、ラウンジ利用とスターアライアンス・ゴールドが決済額の条件付きになると説明されています。ただし当サイトはANA公式の一次情報を直接確認していません。
両方取ることはできますか?
制度上は両立します。ただしJGCはCLUB-Aカード以上、SFCはSFC対象のANAカードが必要で、それぞれ年会費がかかります。SFCは2028年以降、年間決済額で区分が変わるとされているため、決済を2枚に分散すると条件を満たしにくくなる可能性があります。
LSPとプレミアムポイントは似たものですか?
別物です。LSPは生涯積み上げ型で、搭乗以外の日常利用でも貯まります。プレミアムポイントは年間実績型で、原則として搭乗が中心です。この「積み上げか、1年勝負か」という違いが、JGCとSFCの狙い方を分けます。

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